ドングリ事件勃発

今日妹が一足先に日本に帰った。

というわけで、今や父・母・私の3人が残っている。

両親と私だけの生活なんて…
そういえば、妹が産まれて以来ないな…ん…ない。

大抵は、妹が居ない時は私もいなかったりして、
多分妹が修学旅行の時は父もいなくて母と二人だった記憶が…

あ〜そういえば、初めての一人っ子もどき生活なんだ。


小さい頃は一人っ子に憧れた。
いつも親に
『お姉ちゃんなんだから〜しなさい』
だとか言われて、
常に妹の面倒をみてきたつもり。

だから、一度その役割から解放されたいなーとか、
一人っ子なら親が甘くなるんだろうナーとか
なんでも買ってもらえるんだろうなーとか
そんなことを考えては

『一度でいいから、一人っ子になってみたいな〜』

などと思っていた。


でも、今考えると妹がいて良かったと思う。

うちの姉妹はなかなか仲良しなので余計かな。
昔はそうでもなかったけど…
よくケンカもしたしなぁ…よく手出されて怒ってた気がする。

妹曰く、
『お姉ちゃんの口の悪さに勝てなくて、手を出したんだ！』


というけど、妹のケンカ時の力は加減を知らないので本当に痛い。
姉の私は、やっぱそれなりに加減をした…と思う。

でも、一番強烈に残っているケンカは我が家のビデオに収められている『どんぐり事件！』


これは、近所の遊び場だった女子校（今考えるとよく入れたもんだな…）のドングリの木の下に、
たくさんのドングリが落ちていた。


その近くにちょうどあった入れ物に
二人でドングリ集めをしていた私（当時5歳）と妹（当時2歳）

仲良く最初のうちは拾っていたのだけど、
そのうちその入れ物を巡って大げんか！！！
（いや、そんな素敵な入れ物ではないのよ決して。どこの家の台所にもあるようなボロいボールなのよ）

その当時の歴然とした力の差により
私が勝利を収め、入れ物を奪い、妹は芝生に寝ころんで泣き叫ぶのであった…

その声といったらもう…
『ぎゃおぅぅぅぅぅうぅううう〜』
まるで怪獣ね…ホントに。

今見ると笑い話なんだけど、何度みても凄い映像かもね〜