今日もいつものごとくお暇な一日。

日曜日に徹底してお掃除・お洗濯・靴磨きをしてしまったので、今日の家事はお食事作りだけ。
あ〜暇って嫌よね・・・

ということで、今日はのんびりと趣味に費やす一日ということに。
読書&料理作りは私の長く続いてる趣味かも(読書は小学生からかな?料理はいつからだろう・・・?)

今読んでる本は、江國香織著の『東京タワー』
江國さんを好きになったのは、もう結構前・・・いつだろ?多分高校の頃からかな。

私はあんまり作家とか気にしないでいろんなジャンルの本を読みます。まぁよく読む作家は結構決まってるけど、本屋に入ってパラッと読んで気に入ったら買う程度のこだわりなんで、ホント様々。
読書好き、小説好きの友人なんかは、ちゃんと好きな作家の新作出たらチェックして確実に買うような子もいるけど、私はそんな熱心な読者ではないかも・・・
しかもハードカバーは重くて持ち運びできないから、単行本になってからしか買わないし。(いつもは通学途中の電車が読書タイムですしね)

この本は前に本屋で新作コーナーで見て、気になってたんだけど、まぁ買うまでには至っておりませんでした。でも、最近図書館によく行くようになったんですが、結構新しい本がたくさん!しかもタダで借りられるし〜

てなわけで、今日はゆっくりこの本を読むことに。
この本は江國香織には珍しく主人公が男性!?(今調べたら初なんだってさ)
江國香織の小説の好きな所は、風景や人物の描写の仕方。とても何気ないけどシンプルで素敵な言葉が多い。

『世の中でいちばんかなしい景色は雨に濡れた東京タワーだ。』

冒頭、こんな一文ではじまるのだが私はいつも物書きをする人を尊敬してしまう。何もない白い原稿に、どうしたらこの一文から小説を書き始めようと思えるんだろう。

私が尊敬するアーティストは無から有を生み出せる人。何もないところから新しいものを生み出せる人だ。
それは自分にはない才能だと思う。
私は自分にないものを持っている人にすごく尊敬の念を抱くタイプ。まぁそれは嫉妬にも近いのかもしれない。
自分自身はモノを産み出すというよりも、現状よりいいもの、改善していったり整理していくのは得意のような気がするけど。
まぁあんまりそんなモノを産み出すような経験今までしてなかっただけなのか?

でも、これからはもっと“私らしさ”を見つけて育てていかないとなー
なかなか自分で“私らしさ”に気がつくことは少ない。友人に言わせると私はとっても個性的でmamannaっぽい人らしいが、そんなこと全然思ったことはない。

こないだある友人(哲学者みたいなことをよく言うヤツなんです)が言ってた。「『俺は個性的だ。』なんて言ってるやつに限って個性的じゃない。」
そうなんかなー?
でも、今はみんなが無理して個性的にならなきゃってもがいてる気がする。『普通はイヤ!』って。
んーそんな頑張らなくっても、みんな一人一人違うのになぁ・・・

まぁマイペースに“私らしさ”を見つけていけばいっかー
あっ、こういう適当な所が“私らしさ”かも・・・

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