ホントは一度書いたけど、なぜかUPされてないからもう一度書くわ(T_T)

この映画は前から見ようと思ってたのに、なかなか見る機会がなかったら、友人がビデオ貸してくれました(感謝☆)

あらすじはというと、ニューヨーク・イーストハーレム。子供たちに音楽を教え続けるひとりの女性がおこす感動の物語。バーンスタインなど、有名バイオリニストも多数出演している音楽好きには必見の作品!?

主演のメリル・ストリープが演じるロベルタは、夫に浮気され子供と共に家を出るんだけど、なんかそのヒステリックさや、子供に八つ当たりしてしまう所が人間くさくて、私はすごく素敵な女性だと思った。
最初は人に何かと甘えたがる、弱い女性かなーと思いきや、バイオリンの指導はビシバシ厳しく、どんどんと一人の女性としてたくましく成長していく感じがした。
やっぱ離婚した母親の人って強いよね・・・
なんかたくましいもん。

子供達も父親が急にいなくなり、不安そうな母親を思いやるいい子だし(きっといい大人になるね。ああいう子は)

彼女の周りに集まる生徒の子供達も、決して恵まれた環境ではないけど、バイオリン教室に熱心に通い、最初はロベルタに反抗的だったのにいつの間にか素晴らしいプチ演奏家になってる所がよかったなー

私自身も小さい頃からピアノを習っていたけど、先生は確かに厳しかった・・・
(私の独断と偏見から言うと、ピアノの先生ってプライド高くてちょっとヒステリックな人が多かった気がする・・・ロベルタみたいなね)

でも、ロベルタが完璧な女性じゃなくって、いろんなことで悩んだり、不安がったり、強がったり、落ち込んだりしてる姿って、なんだか可愛らしかった。
あれが仕事もプライベートも無敵女だったら、なんかうそ臭い話になってたと思う。

結構ドキュメンタリー的な話が好きな私としては、そういう人間臭い、弱い部分も見せてくれないと、なんかしらけてしまうんだよねー最近は特に。
小さい頃は、
「温かい家庭で、お父さんは強くて包容力があって、お母さんはやさしい良妻賢母みたい。子供達は愛らしくて、すこしやんちゃだけど素直なイイコ。で、いろんな困難にも家族の愛の力で何でも乗り越えられる」
・・・的な話が多かった気がする。(まぁ親と一緒に借りてたから、教育上いいと思う話が多かったのかもね)

でも最近は、そういう美しい美談みたいな話よりも、実はこんなことで悩んじゃったり、強がっちゃったり、くだらない嫉妬なんかしちゃうのよーみたいな話のが好きになってきた。
小さい頃は面白いと思って読んだ少女漫画が、急に薄っぺらく思えたり・・・

これって私が大人になったからなのか?
それとも、ひねくれちゃったのか?
夢が見れなくなったからなのか・・・?

なんていいつつ、アンビリーバボーで感動的な実話の再現VTRを見つつ、感動して泣いてる涙もろい私がいる・・・
ああ、TVの思う壺

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